Yokohama Choral Society
-横浜合唱協会-

第2回八声会私的状況報告

第2回 交歓演奏会 報告

この時の公式記録は三島グロリア合唱団のページにあります。ここに記したものは、横浜合唱協会Web管理者やまだの私的な記録であり、横浜合唱協会の一会員としての行動と感想ですので、そこのところをよろしくご了解下さい。

第2回の八声会の会場は三島。朝早起きして三島まで行くのは横浜の南ハズレからでも大変なものがある。そこで、朝に弱いアタシとしては現地で前泊を企む。Webで調べると駅前のビジネスホテルに空室あったので早速ゲット。当然別計画もあり、もし前日に早く着くことが出来れば鰻屋で夕食との計画を企て、店の情報を確認。何でも目標の店は20時には店閉まいらしいので、地理的に新幹線が有効に使えないことから、退勤後すぐに向かうしかない。電車のダイヤを確認し、あとは仕事で突発案件が出ないことを祈るだけ。

当日(っていうか、八声会前日)、祈りが通じたのか、日頃の行いが良かったのか(ホントか?) 、無事に予定時刻に退勤。急いで熱海行きの列車に乗り込む。熱海で静岡行きに乗り換え、丹那トンネルを抜けいよいよ三島。駅に着くともう19時を回っていおり、慌てて伊豆急線のホームへ。接続を考えたダイヤなのか、すぐに伊豆急線は発車して、目的の隣駅の広小路まで行く。1駅だがここは時間との勝負。で、広小路に着くと風向きの影響もあるのか、ホームでもいい鰻の香り。いそいそと駅近くの店、鰻と山椒のにおいを周囲に漂わせる桜屋に飛び込む。

そこで当然のように、日本酒(牧水)とツマミをたのむ。鰻丼が来るまでの間、鰻の肝を楽しみながら待つ。待つこと暫く、待望の丼。しっかり堪能させていただきました。

櫻屋の丼。

半分食べて、写真を撮るのを忘れていた事を思い出す(^_^;)。表の鰻が1枚なくなっています(^_^;;;;;)。食い意地が・・・。

食事後、時間を確認してホールまで歩く。まだ三島グロリアが練習をしているはずなので、のぞきに行ってみる。道すがら、三島の町並みは個人商店が頑張っているみたいで、昼間歩くと懐かしい雰囲気を味わえそう。

ホールに着くと、偶然に三島グロリアと当会を掛け持ちしている人と会う。手引きしてもらい、ホールの客席へ行き練習を聴く。もっとも、手引きがなくても、この手は慣れているので(ヲイヲイ)勝手に入ってしまうけど・・・(^o^)。三島グロリアは市民合唱団の雰囲気炸裂で、さらに今回の八声会の幹事団体とあって色々とあるのため、落ち着かない様子。これって、似たような合唱団があったなと、思わず思い出してしまう。でも、合唱団としてのレベルは市民合唱団でありながらも、それなりのレベルを維持しているところがすごい!

三島グロリア合唱団の練習風景。

練習終了後、八尋先生にご挨拶。何でいるの?という顔をされてしまう(当たり前か)。何でも、沼津に先生の常宿があり、今夜はそちらに泊まられる、とか。同じ宿ではないので、少し残念。

ちなみに、この日はベースのW氏も私と同宿であったが、結局この日は会えず。で、おとなしく宿に戻り休む。ちなみに、三島は湧水が豊富なことが売りのようで、鰻も暫くこの湧水で飼うことで美味しくなる、とか。また、湧水に関する見所も多いらしく、宿に地元の観光案内パンフレットが置いてあった。確かに、バイカモの群落は見所かも。

次の日は普通に起き朝食。この時、同じ宿に泊まったW氏と会う。ボチボチとやりながら、ゆうゆうホールに向かう。

ホールの入り口。

入り口の看板。

着くと、三島グロリアの方々が慌ただしく動いている中に、のんびりとしている御仁がいる。よく見れば、当会代表。何でも、道が空いていたので1時間と少しで、予定より早く横浜から車で着いてしまった、とか。さすがに早朝は空いているものだな、と関心。ちなみに、懇親会ではお酒を飲む関係上、帰りは奥様が運転することになっているとかで、奥様はややご不満な様子。

とりあえず、控え室に移動しながら館内を大雑把に把握して、行動パターンを確認。そんなこんなしている間に、東海道本線組が到着。メンバーが増えにぎやかになったところで練習開始。朝早くは特に調子がつかめず辛い。ドーなることやら。

もう、ステージではリハーサルが始まっている。

横浜合唱協会の練習模様。

全合唱団によるHora estの練習風景。客席2階にも4群の福知山・佐久・倉敷の方々が・・・。

Hora estの練習。客席2階、上手に3群の三島と菊田、下手に4群の福知山・佐久・倉敷。照明がついたため、フレアがひどいのはご愛敬、ってことで(^_^;)。

舞台上での各団のリハーサル、そして合同合唱の練習と進む。一通り終わり、本番前の休憩。体の弱いA氏は外で鰻が食べたいと言っていきなり退出、って奥さんは連れて行かないの?いつもながら、面白いご夫婦で・・・(^_^;)。そこにおもむろにやって来たお休み中のF氏は、桜屋に行ったら混んでいて名前を書いて予約してきたとか。さすがに有名店はすごいと関心。逆に、昨日はラッキーな時間に食べられたのだと改めて思う(Webの情報では平日の夜は一般に空いている模様)。控え室で昼食、着替えと、慌ただしく進行。えっ、もう本番?

本番は各団が客席で聴き、その空いたところに一般の方々が座っていただく形。各団の関係者以外にも一般の方がおられるらしく、それなりに入っている様子。前回は旧奏楽堂で客席があまりなく、合唱団員のみでほぼ満席だったので、ずいぶんと感じが違う。演奏も、前回より肩に力が入っていない、というか落ち着いた感じで演奏が進んでいるように思う。前回の合唱協会は力が入りすぎて演奏が荒すぎるとの反省もあったので、余計に感じてしまうのしょうが・・・。今回の演奏では福知山が選曲も含めいい感じで、佐久の安定感もさすがでした。自分のところは聴いていないのでナンとも言えませんが・・・(^_^;)。

そして、最後に全合唱団によるHora est。舞台上は横浜のみで1群と2群。客席2階上手側に三島と菊田で3群。同じく2階下手側に福知山と佐久と倉敷が4群。って、いくら過去に演奏会にあげているからって、1群と2群の人数がチト少ないんでないの?と言われながらも歌ってしまえばそのまま勢いで・・・(^_^;)。聴いていた知り合いからは、まぁいいんじゃないの、と言われました。まぁ、そんなようなもので・・・(^_^;;;)。

以下は、当日の曲目一覧。

菊田女声 / Cond.八尋和美 P.f.坂井和子

岡野貞一(高野辰之・詩)
“ふるさと”
宮崎県民謡(小林秀雄・編)
“かぼし切りうた”
中田喜直(サトウハチロー・詩)
“小さい秋みつけた”
中山晋平(北原白秋・詩)
“砂山”
町田嘉章(北原白秋・詩)
(小林秀雄・編)
“ちゃっきりぶし”

佐久レーレルコール / Cond.八尋和美 P.f.坂井和子

ヘンデル(イザヤ書 9;6・詩)
「メサイア」より No.12 CHORUS(合唱)
“For unto us a Child is born
(ひとりのみどりごがわたしたちのために生まれた)”
山田耕筰(北原白秋・詩)
(池辺晋一郎・編)
「ひちすらに…白秋」より“この道”“待ちぼうけ”

倉敷コール・クライネ / Cond.八尋和美 P.f.三宅紀子

F.メンデルスゾーン
モテット“Veni Domine
(主よ 来たりたまえ)”
F.メンデルスゾーン
モテット“Laudate pueri
(しもべらよ 主を ほめたたえよ)”

福知山混声合唱団 / Cond.塩見正仁 P.f.吉田妙子

寺島尚彦(関根栄一・詩)
混声合唱とピアノのためのサロン「私抄 富嶽三十六景」より
“両国橋夕陽見”“甲州三島越”
“神奈川沖浪裏”“尾州不二見原”

三塚直美(Sop. ゲスト) / P.f.坂井和子

ロッシーニ
オペラ「セビリアの理髪師」より“今の歌声は”
アイスラー
オペレッタ「女金細工師」より“もし私が貴族なら”

北村哲朗(Bass ゲスト) / P.f.坂井和子

R.シュトラウス
“Du meines Herzens Kronelein (君は私の心の王冠)”
R.シュトラウス
“Zueignung (献呈)”

三塚直美(Sop. ゲスト)・北村哲朗(Bass ゲスト) / P.f.坂井和子

モーツァルト
「魔笛」より「パパパの二重奏」

横浜合唱協会 / Cond.八尋和美

J.S.バッハ
モテット“み霊はわれらの弱きを助けたもう”BWV226

三島グロリア合唱団 / Cond.八尋和美 P.f.山本まどか

F.メンデルスゾーン
男声合唱
モテット“Adspice Domine (聖なる御座より 見そなわしたまえ)”
F.メンデルスゾーン
女声合唱
モテット“Surrexit Christus spes mea (イエスはよみがえられた)”
久石譲(宮崎駿・詩)
(若林千春・編)
混声合唱
“となりのトトロ”
木村弓(覚和歌子・詩)
(若林千春・編)
混声合唱
“いつも何度でも”

合同演奏 / Cond.八尋和美 P.f.坂井和子

F.メンデルスゾーン
“Hora est (時は今)”

 
 
 

一通り終了後は移動時間もあるため、慌てて片づけ。自分や合唱団の部屋を済ませた後、舞台の片付けもやらねばならない。そういえば、どこぞの大船芸術館もそんなシステムでしたっけ。みなとみらいや音楽堂のシステムに慣れてしまうとつい・・・、以下自粛。引き払ってから、懇親会会場は伊豆長岡なので三島の手配していただいた貸し切りバスへ、そして懇親会会場のホテルへ。地図上では距離があるようでしたが、思いの外早くホテルへ到着。

会場のホテルサンバレー富士見。

が、早く着きすぎたため会場前で暫く待ちぼうけ。主役の八尋先生は1階ロビーでくつろいでおられました。

しばしの間、くつろがれる八尋先生。

予定以上に順調に進みすぎた結果なので、主催者の企画運営と参加者の協力体制を喜ぶべきなのでしょう。ここでホテル側からご厚意があり、少し早く開始をさせていただき、終わりは予定終了時刻まで出来ることに。ありがとうございますm(_ _)m。

そんなわけで懇親会が始まります。

三島の団長さんよりご挨拶。

今日の主役、八尋先生よりご挨拶。

三島の実行委員長さんよりご挨拶。

三塚先生よりご挨拶。

北村先生よりご挨拶。

坂井先生よりご挨拶。

主賓席。始まったばかりなので、八尋先生を除き皆食事モード(^_^;)。

菊田女声のご挨拶。

菊田女声は先生の指揮で。

倉敷コールクライネのご挨拶。

倉敷コールクライネの演奏。

佐久レーレルコールはご挨拶がわり?の演奏。

佐久レーレルコールの演奏は続きます。

福知山混声はヤケに用意に時間がかかると思ったら・・・。

これは正面から見れば・・・、ありがたい千手観音?! 最近は、観音巡りが静かなブームですからね(^_^)。

前回同様、福知山混声は更に続けてくれます。

福知山混声は前回以上に最後まで楽しませてくれました。
でも、これがあの悲劇をもたらすとは・・・(汗)。

福知山の「つうこんのいちげき」にショックを隠しきれない、横浜合唱協会のパーティーマエストロ(G.C.ビラー氏から戴いた有り難い称号:写真中央)。横浜の番になって、いきなり、予定には全くない曲を演奏する羽目に、トホホ。

いきなり指揮を頼まれた当会の松田。ちなみに、彼は早混時代の学指揮で、現在も八尋先生の信頼の厚い当会会員指揮者の一人。慣れているとはいえ、イキナリで彼も歌えずに災難でしたろうに・・・。

トリは三島グロリア。まずは三島グロリアの団長さんとしてのご挨拶。

そして三島グロリアといえばこの方。某寺院のご住職とかで、本殿でキリスト教のミサ曲が響くとか響かないとか、とかとか・・・(^_^;)。

何だかんだで、三島グロリアも楽しく。

当然、シメは八尋先生指揮による全員合唱。ま、先生の事ですから、その場で色々と曲想がつきます。ホラホラ、そこの横浜合唱協会会員、ちゃんと指揮を見るんだよ(シャレになっていない(号泣))。

今回は演奏ばかりでなく懇親会でも福知山が気合いを入れてきたため、福知山の後にやることになっていた当会は上記のように急遽予定外のことをする羽目に、やれやれ。アレに対抗するためには、アルゴリズム体操とアルゴリズム行進をセットにして横浜の参加者全員でやらないとだめか(^_^;)。

そんなこんなで、懇親会は楽しく過ぎてしまいました。終了後にホテルのバーで先生を交えての二次会が行われたようです。また、福知山と倉敷の方々で次に日にバスを仕立てて伊豆観光をされたとか。横浜のメンバーの多くはそのまま電車で直帰したパターンが多かったため、その辺りの状況は把握できませんでしたが、伝え聞くところによると和気藹々と過ごされたそうです。

 帰りの経由での三島駅。どこの駅でもそうですが、この様な風景は旅心を誘われます。それって、乗り鉄?

その帰った横浜合唱協会の面子の多くが三島で乗った電車はその昔に特急東海(もっと大昔は急行だったよな・・・)に使っていた車両。一部の座席がメインの座席群と切り離された形であるため、ここに懇親会の余韻を残した面子が占有して続きの酒盛り、やれやれ。ま、隔離席なので、一般の方々にご迷惑をおかけしないだけイイか。

次回は佐久の仕立てで大賀ホール。歌ってみたいホールの1つですね。よろしくお願いします。

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